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炭水化物は太る?は間違い!主食抜きダイエットが危険な理由とは?

ダイエットをするとき「太る=炭水化物」と考えている方は多いと思います。
しかし、炭水化物を抜くと頭がぼーっとしたり、炭水化物のかわりにサラダやスープをいっぱい食べても、すぐにお腹が空いてしまう経験はあると思います。
炭水化物制限ダイエットが常識と思われがちですが、実際、炭水化物が私たちの体に与える影響についてご説明致します。

炭水化物=太る?

食事(炭水化物)の摂取で体重が増える場合と増えない場合があります。

例えば、速筋繊維を使うトレーニングにはグリコーゲン(糖)をエネルギー源として体は動きます。

糖を貯蔵するグリコーゲンには筋グリコーゲンと肝グリコーゲンがあります。

トレーニングを行うことでグリコーゲン(糖)が枯渇していれば、糖の補充が必要になるため、炭水化物を摂取しても脂肪ならず、筋グリコーゲンや肝グリコーゲンに補充されてしまいます。

速筋繊維をよく使うトレーニング後は炭水化物を一定量なら食べも太らないですが、運動量が少ない日は炭水化物は控えめにすると良いでしょう。

結果、炭水化物で太る、太らないは1日の運動量で決まります。

「太る」とはどういうことなのか?

太るとは、一般的に体脂肪が増えることを言います。

体脂肪が増えるとは、エネルギーの摂取量の方が消費量よりも多くなる場合です。

摂取カロリー>消費カロリー

1日に消費するカロリーは3つあります。

・寝ていても消費する基礎代謝

・活動代謝

・食誘発生熱産生

例えば、寝る数時間前に食事を終わらせても、寝るまでの消費カロリーは少なく、食べてすぐ寝てしまっても結果、増える体重はほぼ同じになります。

体脂肪の増加は1日の総消費カロリーで決まります。

炭水化物を制限すると起きる体の変化とは?

ダイエットで炭水化物を制限する方は多いと思いますが、炭水化物を控え過ぎたり、カットすると体にどんな影響があるのかをお答えします!

体の疲労感

炭水化物は体内に入るとグルコースになりエネルギー源になります。つまり、炭水化物が欠乏するとエネルギー源が減るため脳の活動も低下し肉体的な疲れだけでなく疲労を感じてしまいます。

便秘になる

人間は必要な栄養素を摂取しなければなりませんが、炭水化物を制限することによりタンパク質や脂肪の量が増え、食物繊維の摂取が減り便秘の原因になります。

風邪のような症状に

炭水化物を制限することで起こる副作用のひとつは、頭痛や吐き気といった風邪のような症状が現れます。

これは水分を補給することで最小限に抑えることができます。

まとめ

炭水化物は 3大栄養素のひとつになります。

脳や体を動かすといったエネルギー源として利用される大切な栄養素です。

炭水化物は「糖質」と「食物繊維」に分けられます。

摂取した糖質は主に脳や筋肉などの活動するためのエネルギー源となります。

さらに、炭水化物でもお米の消化時間は白ごはんで2.5〜3時間程度とされています。

特にお米は他の炭水化物と比べて消化・吸収に時間がかかるため、腹持ちが良く血糖値が上がりにくいです。

炭水化物は腹持ちと健康を兼ね備え、体のエネルギー源として必要不可欠です。



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