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解剖学を学んでトレーニング効果をup!筋肉は伸ばす縮めるを意識する!

今、どこの筋肉を鍛えてトレーニングしているのかわからなくなることがあると思います。
それではトレーニング効果が出ないのも仕方ありません。
そこで必要なことは解剖学を学ぶことです!今回は解剖学をわかりやすく説明いたします。
筋肉が力を発揮するのは、収縮と伸張が起きた時になります。
まずトレーニングに必要なことは筋肉の収縮と伸張(伸び縮み)です。
これが分かっているか、いないかでは大きな違いがでます。
主にトレーニングの時、負荷をかけるのは筋肉が収縮する時?それとも伸張する時?

解剖学とトレーニングの重要性

今回は、解剖学の重要性について説明致します。
解剖学とは、人体の解剖を通してその形態・構造の理解を目指す学問です。
パーソナルトレーナーでしたら、必ず勉強しないといけない分野であると思います。
この解剖学が筋トレをするにはとても大切です!
筋肉は必ず始まりと終わりがあります。そのことを起始、停止と言います。
例えば背中の筋肉である広背筋ですと、仙骨から始まり、停止が腕の骨である上腕骨で終わります。
停止から起始に近づくことで筋肉は収縮し、停止から起始が離れることで筋肉は伸張(伸びる)します。
つまりトレーニングとは筋肉の伸張と収縮の繰り返しになります。
このように筋肉には、始まりと終わりがあり、それを覚える事でより効率的なトレーニングができます。
効率的なトレーニングをやる上でも解剖学は必須になります。

解剖学をベースとしたトレーニングメニュー

まずは「引く動作」を覚えましょう。
トレーニングの種目でいうと、チンニング(懸垂)、ラットプルダウン、シーテッドロウ、などありますが、これはどの筋肉を鍛えているか分かりますか?
実はこの動きの筋肉は背中になります。
初心者の方は意外と分かっていないため腕のトレーニングだと思ってやっている方もいるのではないでしょうか?
例えば、代表的な背中のトレーニング種目はラットプルダウンになります。
この動きの主な筋肉は大円筋、広背筋になります。
解剖学用語では、大円筋、広背筋は「肩関節の内転又は屈曲」という動作に力を発揮します。
つまり、腕を上にあげた状態から肘を脇腹に近づける動作です。
肘を脇腹に近づけると、背中の筋肉が収縮します。
筋肉には作用があり、その作用を意識することでより筋肉の発達に繋がります。
とくに背中の筋肉は自分で見えないため意識しにくいものです。
まずはしっかりと可動域を広げ、背中のストレッチと筋収縮を感じながら行いましょう。

解剖学を意識するトレーニングのメリット

次にトレーニングの基本である「押す」動作では胸、腕、肩を使います。
意外に分からないままトレーニングをしている人が多いのではないでしょうか?
押す動作の腕立て伏せはどこの筋肉を鍛えているか分かるでしょうか?
正解は、メインは大胸筋です。
その他に上腕三頭筋、三角筋(前部)を鍛える種目になります。
押す動作の代表は『ベンチプレス』
胸のトレーニングと言えばベンチプレスです。大胸筋をメインに鍛えたい時に行います。
大胸筋を刺激するためには「肩の水平内転」という動作になります。
肩の筋肉の三角筋前部も同じ作用になりますので同時に鍛えることになります。
ベンチプレス、腕立て伏せなどのトレーニングは肘を曲げた状態から伸ばす動作になります。
さらに肘の曲げ伸ばしには上腕三頭筋が働きます。
結果、上腕三頭筋も一緒に鍛えられます。

筋力トレーニングの解剖学

トレーニングには3種類あります。
1.短縮性収縮(コンセントリック)
筋肉が縮みながら力を発揮します。
このトレーニングは筋力upが目的になります。
2.伸長性収縮(エキセントリック)
筋肉が伸びながら力を発揮します。
このトレーニングは筋肥大が目的になります。
3.等尺性収縮(アイソメトリック)
筋肉の長さが変わらずに力を発揮します。
筋力トレーニングではあまり行わないトレーニングになります。
筋肉は力の発揮の仕方でトレーニング方法が変わります。
つまり解剖学を学ぶことで人体がどのように筋肉が配置されそれぞれどのような作用を持っているかを細かく学ぶことが筋力トレーニングには必須になります。

まとめ

引く動作は『背中と上腕二頭筋』
押す動作は『胸と三角筋、上腕三頭筋』

今、どこの筋肉を鍛えているのか?
この動作のマシーンは、どこを鍛えるものなのか?
これを理解した上でトレーニングをするかしないかでは結果に大きな差がでます。
少しだけでも筋肉について学ぶだけで、トレーニング効果が実感できると思います。
岡崎市にあるパーソナルジムG3では解剖学を学んだトレーナーが指導しています。
是非、G3で解剖学を学んでみませんか?

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