TRX基礎動作には、それぞれ基準が設定されており、その基準は、身体のどの筋肉が安定しているべきか、どの筋肉が動いているべきかを意識することが大切です。
ワークアウトまたはプログラムに動きを組み込む前に、 まずは動きの基準を明確にします。

エクササイズの動きの基準を明確にしたら、 次に適切なレベルを学びます。
理想はフォームを犠牲にしないレベルです。
レベルは大抵の場合、 可動性と筋力の2つの要素によって設定することができます。
この2つはバランスがとれているとは限りません。
筋力があるからといって可動性が高いとは限らず、可動性が高いからといって、筋力があるとは限らないのです。
しかし、動きの基準を達成するためには両方が必要です。
まずは弱点を見つけ克服しましょう。
より高いレベルに進むためにはその前のステップをしっかり達成する必要があります。

適切なレベルが決まったら、習得できるまでその動きを練習します。
トレーニングを受けるクライアント様を疲労させることが目的ではありません。
目標は、集中して反復練習を行い、正しいフォームを直感的にできるようにすることです。

クライアント様の目標がはっきりしたら、さらに上のトレーニングレベル、 耐久性レベルに到達できるよう論理的な指導を行います。
クラ イアント様の能力に合っていて、尚且つ、その能力を高められる適切な 強度と継続時間を考えます。 正しいフォームの追求により、 機能が高まりさらには、より良い動きを追求することで外見の向上にもつながります。